ドコモ2画面スマホM Z-01K

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ドコモから折り畳み式の2画面スマホ「M Z-01K」が2018年2月9日から発売されます。

5.2インチのディスプレイが2画面、広げると6.8インチになます。

M Z-01K

製造元は?

製造元はZTEという中華人民共和国の企業です。

SIMロックフリースマホを提供するメーカーとして、注目されるようになった「ZTE」です。

もともとは基地局などの通信機器を提供する企業でしたが現在はスマホなどの通信端末にも力を入れて、徐々に存在感を高めています。

最近では、3大キャリアのひとつであるドコモから「MONO」、格安スマホの楽天モバイルから「Blade」や「AXON」を販売しています。

品質はどうよ

2016年6月にITメディアからZTEの品質についての記事がありました。

記事をみる限りでは品質はよさそうですね。

日本の要求水準に合わせた品質管理を実現

ZTEは世界各地に端末を生産するための工場を持つが、その中心となるのは中国国内の工場であり、国内全ての工場で月当たり700万台の端末を生産する能力を持つという。中でも大きな生産拠点となるのは深センと西安の2箇所で、西安の工場はより先進的な設備を導入し、完全に自動化しているとのことだ。

端末を生産し、ユーザーの手に届ける上で重要となるのは品質管理である。特に日本は端末の品質に対する要求水準が高いことで知られているが、ZTEも日本市場への参入以降、2009年より品質管理の強化を進めており、約1000万元(約1億7000万円)以上の投資をして品質管理体制の改善を進めてきたとのこと。現在は日本専門の製品品質管理チームを組織し、日本の要求水準に見合った品質管理を行っている。

製造物責任法(PL法)の対象となるトラブルが発生した場合も、事象を確認した後に本社の日本向け品質管理チームにすぐフィードバックし、迅速な対応を進め48時間以内に原因を分析し報告、10日で対応を済ませる体制を構築しているという。

またZTEでは、品質管理の強化を進めるべく、工場で働く従業員のトレーニングにも力を入れている。日本の大手家電メーカーで品質管理を担当していた人材などを講師に招くなどして、社員教育の質も高めているのだそうだ。

こうした日本の市場に合わせた品質管理の取り組みによって、ZTEの社内全体でも、品質管理に対する意識が大きく高まった。品質に厳しいといわれる日本市場への進出が、ZTE全体の品質管理体制を変えるきっかけにもなっているようだ。

SIMフリー市場で注目のZTE、本社で見た日本向け製品の品質に対するこだわり

しかしながら、2016年10月にドコモから「MONO」という648円のスマホを発売していたのを覚えている方もいると思います。

コスパはいいと思うのですが、評判は最悪でした。

アメリカの国会が「ZTE」の製品をサイバー戦争に利用される恐れがあるとして、アメリカやヨーロッパ、インドなどでZTEの製品の販売ができなくなったという記事を見たことがあります。

筐体の品質がよくてもセキュリティが万全では無い、と言うことでしょうか。

折り畳み2画面スマホ

折り畳んだ時の厚さが12.1mmなので、普通のスマホより5mmくらい厚いです。

2画面にしたときの画面サイズは6.8インチなので中途ハンパなタブレットと言ったところでしょうか。

折り畳み2画面スマホ

画面表示は4種類あり、画面下部のナビゲーションバーのモード切替メニューをタップすれば、通常モード、ミラーモード、2画面モード、大画面モードから切り替えられます。

画面切り替えモード

強いて言えば、タブレットはポケットに入らないけど、2画面スマホは折り畳めばポケットに収まるといったメリットがあるのでしょう。

M Z01-Kのスペック

M Z-01Kのスペック表です。

CPU、メモリを見ると高スペックの部類になります。

M Z-01Kの重さが226gです。

iPhoneで比較するとiPhone 8が148 g、iPhone Xが174 g、iPhone 8 Plusが202 gなので結構な重量感があります。

カラー ブラック
サイズ(H×W×D) 約 151mm× 約 72mm× 約 12.1mm(折りたたみ時)
質量 約 226g
OS Android™ 7.1
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 821 クアッドコア 2.2GHz(デュアルコア)+1.6GHz(デュアルコア)
内蔵メモリ(RAM/ROM) RAM 4GB/ROM 64GB
外部メモリ 最大対応容量※1 最大256GB(microSDXCカード)
バッテリー容量 2,930mAh(内蔵電池)
ディスプレイ(サイズ/種類/解像度) 約5.2インチ×2/TFT/1,080×1,920ドット×2 フルHD
カメラ 有効画素数 約2,030万画素 裏面照射積層型
最大撮影サイズ(動画) 2160P(3840×2160)
最大撮影サイズ(静止画) 20M 4:3(5168×3876)
受信時/送信時最大速度※2 500Mbps/50Mbps
VoLTE対応 ※3
PREMIUM 4G対応
(LTE-Advanced)
※4
Wi-Fi(対応通信規格) ◯  IEEE802.11 a/b/g/n/ac
テザリング同時接続数 Wi-Fi 8台
Bluetooth(対応バージョン) ◯   4.2※5
赤外線通信
防水
防塵
ワンセグ/フルセグ ー/ー
非常用節電機能 ※6
生体認証(ログイン・決済)
おサイフケータイ
エリアメール
WORLD WING ※7
スグ電
周波数帯 国内 LTE(FD-LTE) バンド1(2.0GHz), バンド3(1.7GHz), バンド19(800MHz), バンド21(1.5GHz)
周波数帯 国内 PREMIUM 4G バンド1(2.0GHz)+バンド21(1.5GHz)/バンド1(2.0GHz)+バンド3(1.7GHz)/
バンド19(800MHz)+バンド3(1.7GHz)/バンド1(2.0GHz)+バンド19(800MHz)/
バンド19(800MHz)+バンド21(1.5GHz)/
バンド1(2.0GHz)+バンド19(800MHz)+バンド21(1.5GHz)/
バンド1(2.0GHz)+バンド3(1.7GHz)+バンド19(800MHz)
周波数帯 国内 3G(W-CDMA) FOMA:バンドⅠ(2GHz)/FOMA(プラスエリア):バンドⅥ(800MHz)/
FOMA(新800M):バンドⅩⅠⅩ(800MHz)
周波数帯 海外 LTE(FD-LTE) バンド1(2.0GHz), バンド3(1.7GHz)
周波数帯 海外 3G(W-CDMA) バンドⅠ(2GHz), バンドV(850MHz)
※1   使用する外部メモリのメーカーにより、最大対応容量は異なります。最新の対応状況について、詳しくはメーカーホームページなどでご確認ください。また、機種・コンテンツにより制約があります。
※2   通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
※3   「VoLTE」でのビデオコールは非対応です。
※4   一部のエリアに限ります。詳しくは「ドコモのホームページ」でご確認下さい。LTE-Advancedエリアでも、電波状況によりLTE通信またはFOMA通信となる場合があります。
※5   Bluetooth機器の特性や仕様によっては、操作方法が異なったり、データのやりとりができない場合があります。対応プロファイルについて、詳しくは「ドコモのホームページ」をご確認ください。
※6   必要最低限の機能のみ動作させることで、待受状態を長持ちさせることができます。
※7   アメリカではLTEネットワークに対応していません。WORLD WINGの通話・通信料は国内での通信を対象とした各種割引サービスの適用対象外です。海外でのご利用について、詳しくは「ドコモのホームページ」でご確認ください。

機種代金は?

機種代金は92,664円です。

新規、機種変更の2年契約で49,896円の割引があるので、実質42,768円です。

MNPの2年契約で66,096円の割引があるので、実質26,568円です。

まとめ

日本のドコモから発売されたので、品質、セキュリティ面では対策がとられていると思います。

2画面でマップを見たり、ブラウザとメールアプリを同時に見れるので使い勝手は良くはなると思います。

ただ、背面カメラの撮影は開いてからでないと撮れないようです。

片手では撮影は困難と予想されます。

フルセグ、おサイフケータイ、赤外線通信がついていないので物足りなさも感じますが、みなさん如何でしょうか。


白ロム市場では「M Z-01K」の価格が上昇しています。

ムスビーでは品薄状態が続き、160,000円近くまで値上がってます。

異常ですね。

ドコモからしか販売していない点が希少価値を生み出しで入野だと思います。

(2018/2/19加筆)

M Z-01K(NTTドコモ)

以上、ありがとうございました。


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